10月16日に北コミニティセンターにて当院岩浪悟医師による勉強会「高齢者の食思不振に立ち向かう」を開催しました。近隣の訪問看護ステーションの皆さんや居宅事業所の皆さんがたくさんご参加くださいました。皆さんお忙しい中お越しいただきありがとうございました。訪問をしていると、「最近食欲がない」「食べているのに体重が減ってしまう」というご相談を患者様やご家族からお受けすることがよくあります。今回の勉強会ではその「食欲低下」や「体重減少」が医学的に介入の余地があるかどうかを見極めるためのポイントをいくつかご提示して、具体的に現場でどのように介入していけばいいのかをお話させていただきました。「食べているのに体重が減ってしまう」要因のひとつにカロリー不足も挙げられます。管理栄養士の介入により栄養状態が改善されたケースが多いこともご紹介させていただきました。当院には管理栄養士が3名在籍しており訪問栄養相談を行なっておりますので、いつでもご相談ください。参加されたみなさんが今回の勉強会の内容を活かして地域で実践を重ねていただけたらとても嬉しく思います。また、定期的にこのようなかたちで勉強会を開催していく予定でおりますのでどうぞお楽しみに!