今回のブログはファミリーケアクリニックの院長、中西先生へのインタビュー特集をQ&A形式にてお届けいたします!Q.まずはじめに、先生の自己紹介をお願いいたします。出身地や専門分野について簡単に教えていただけますか?A.出身は兵庫県で、大学時代を三重県で過ごし、卒業後は関東を中心に勤務してきました。関西出身の方がいらっしゃるとたまに関西弁が出ることがあります。医師としては、救急・内科・集中治療・緩和ケアなど幅広い分野を学んできました。いずれも病気だけでなく、”その人”を診たい、よりよく生きるための力になりたい、と考えその都度学びを深めてきました。僻地・離島での勤務経験もあり、そうした場では在宅医療と同様にあらゆるご病気を持った方が訪れます。そうした方に力になれるように、と学んできたことが今まさに活かされていると感じています。Q.医師を目指したきっかけを教えてください。A.小学校の終わり頃から漠然と医師になりたいと思っていました。はっきりと医師を志すようになったのは、高校2年生の時。地元の兵庫県でJR福知山線脱線事故を経験したことがきっかけです。私も利用していた沿線での事故で、実際に自分の高校の卒業生や、在校生のご両親が亡くなり、悲惨な事故を現実味をもって感じ、何もできない自分の無力さを痛感しました。「この先、この無力感を抱えながら生きていくのは嫌だ」「目の前で困っている人に手を差し伸べたい」と強く思い、医師が自分の天職だと考えるようになりました。Q.診療で心掛けていることや、やりがいを感じる瞬間を教えてください。A.医師として医学のプロフェッショナルであることは大前提として、目の前の患者さん、その方の価値観やこれまで生きてきた背景、そしてこれからどう過ごしていきたいか、そうした思いや考えを大切にしたいと考えています。その都度、かわるお身体の状態や環境、お考えに応じた最善の提案をすることを考えています。そうした中で『先生がいてくれて良かった、ありがとう』と言っていただけた時、いつもやりがいを感じます。Q.お休みの日はどのようにリフレッシュされていますか?A.子どもと一緒に散歩にいくことです。日々子どもの成長をみていると自分も成長できるよう頑張ろうと感じます。Q.最後に、ファミリーケアクリニックに関わる皆さんへのメッセージをお願いいたします!A.私たちは地域の医療チームとして、皆さんのお困りごとに応えたいと思っています。私たちだけでなく病院やケアマネージャー、訪問看護ステーション、薬局などの皆様と連携して皆さんの生活、人生に寄り添うことで、安心して暮らせる地域にしていきたいと思っています。ご自身や家族の自宅での生活に悩むことがあればお問い合わせからご連絡ください。インタビューに答えていただき、ありがとうございました!スタッフインタビューは不定期で今後も開催してまいります。次回もお楽しみに!